以前のブログにて、少しご紹介した新作のソファ。
試行錯誤をしながら検討を進めていたソファのフレームが
工場にて徐々に形になってきました。
ソファの構造は実際には見る事が出来ない部分です。
(お家で言えば、基礎や壁の構造となる部分です。)
価格を抑える事を優先し、素材のコストを抑えたり、作業効率を優先した作りをすると
フレーム部分に歪みや変形などが起こってしまう恐れも御座います。
永くお使い頂く為に、土台となる大切なフレーム部分の制作風景です。
↑こちらは本体の枠組みです。
今回は第１弾として、３Pサイズのアームレス(両肘ナシ)で制作をしております。
↑ベースとなる枠に沿って、背の部分にべニアを貼った所です。
同時にデザインとなる形状の加工をしたり、枠組み全て「面取り」をして
尖った部分が無いようにします。
作業効率を優先した場合、「枠組みの面取り」と言った作業の手間を省いてしまう事も御座います。
ソファの「肘の角」や「背もたれの角」に触れると角に当たる感触のあるモノも
実際にあるんです。
そういった事が出来る限り無いように、見えない部分にも加工を施しております。
↑次にクッションを支える為の「ウェービングテープ」と呼ばれるモノを
貼り込んだ所です。
↑木部の枠にウレタンを貼り、フレーム部分がおおよそ完成です。
この上からカバーのマジックテープが付くようにグレーの生地を貼り込みます。
その後、カバーを被せれば完成です。
フレーム部分は、普段見る事の出来ない所ですが
様々な工程を経てソファが完成します。
マルミヤ工房SHOP & ショールーム
静岡市駿河区八幡３丁目14-28
TEL:054-282-5500
OPEN 10:30～ / CLOSE 17:00
定休日：祝日
駐車場：３台ほど
＊配達などで土日にお休みになる場合も御座います。
事前にお電話にてご確認頂けますと安心です。＊
