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こんにちは、家具が暮らしの一部になるを体現する人太田です。

 

6月の新作家具発表展示会も無事終わりました。

暑い中ご来店いただいた方ありがとうございました。

ショールームご来店頂いた取り扱い店舗様には新商品ブランドを取り扱いして良かったと思える用に新商品の取り扱いサポートをしていきます。取り扱いするようになる店舗さまのつくりこみか何かを今後記事にして残しておくのもいいかと思っております。 😀 

 

さてさて話は変わり先週6月末に以前に造作家具を納品させていただき完成見学会までさせていただいたお客様にハグミ絨毯の単色ベージュをお届けして参りました。

4月末にお引渡しから2ヶ月お住まいになられてリビングの家具がほしいとの事で一連のストーリーの記録を残して置こうと思います。

4月末に行われた見学会納品の様子はこちら↓

https://www.instagram.com/marumiya.kagu/reel/C58cmWUvSDM/

見学会ではリビングとダイニングが完全には決まっておらずショールームの家具を貸出して行っておりました。

見学会と同時にソファー体験会を一緒に行いました。その様子はこちら↓

https://www.instagram.com/marumiya.kagu/reel/C58uLH0vtOV/

 

リビングにソファーなどの家具があると住むイメージがつき住むイメージがつくものです。

見学会では家具選びがいかに重要なことなのか来店頂いたお客には体験していただけました。

 

リビングの居場所を快適に過ごす第一弾としてLLサイズ(200×250cm)の単色ベージュにきまりました。ハグみ絨毯は割とアクセントになるカラーリングを採用いただくケースが多いですが今回はこちらの色です。↓

 

スギ材の床と造作家具でつくったフロートTVボードの麻扉、ライトグレー壁とのバランスが抜群でした。

現在ソファーのサイズやダイニングとのつながり役割をお話を伺いながら検討中です。

 

テレビ側に座ってくつろぐだけではもったいない、

腰窓から見える家庭菜園を眺められるシート高が低いサイズ、

小さなお子様お二人おられていてお子様とのお時間を大切にできる場所、

来客時にダイニングとの関わりをもてる仕様、

お子様が育ってからセパレートでも座れるような形、

ソファー配置とシート高を容易に変更できるようにしたい、

カッコよすぎず可愛すぎず長い間飽きないデザイン、

リビングの一部がキッチンと2Fへの導線を含んでいるため狭さを感じないボリューム感、

ソファーに座りながらサイドテーブルを深く引き寄せられて一人で食事やカフェをし易い座面の硬さが必要

 

ざっと私が現地に伺って感じたポイントです。これを満たす商品は現在のラインナップにありません。現在のラインナップのなかから組み合わせ+イージーオーダーでつくりこみ。

そんなイメージで新しい商品ができそうです。

↓現地でサンプルをお持ちして配置を変えたり過ごし方を検討しています。もはや新商品開発現場です笑

マルミヤの商品はこのようにワークショップ型で誕生しているものが多いのも特徴です。

完成したら近い要望のお客様にオススメできるものになるかと思います。素材を用途に合わせてつくりこんでいく作業は山登りの様に登ったり降りたりが続き大変ですが登頂を信じてやりきるのみ。

開発が進みましたらまた投稿したいと思います。ではまた。

コラボ実例住宅見学会で感じた事

| 人柄 価値観, 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちは、家具が暮らしの一部になるを体現する人太田です。

マクスさんとのコラボ実例見学会が無事終わりました。

家具屋業ですと店外活動となるとイベント会場(一番大きい会場ですと東京ビックサイト)での展示会出店、取引先専門店の大きな販売会や販売スタイリストさんへの勉強会、バイヤーとの商談などがあります。

今回は住宅コラボでの実例見学会にお邪魔してきました。

富士宮市の建設地に何度も足を運んでいるのでもう目をつむってもたどり着けます。( ̄ー ̄)ニヤリ

この場所に愛着すら湧いています。笑

 

搬入からの全容はこちらです↓

https://www.instagram.com/reel/C49l9mHvDnX/?utm_source=ig_web_copy_link

リール動画よかったら、いいね(≧∇≦)b か コメントに👏ポチしてくれると投稿頑張れます。笑

 

家具は大きくて重いので搬入も大変です。(汗)

鈴木さん達が搬入手伝ってくれたのでとてもスムーズに進みました。

感謝感謝です。m(_ _)m

現場搬入で手伝ってくれることなんてめったにありません。むしろお家を傷つけられないか目を光らせて圧をかけられます。ですので気を張り詰めながらやることがほとんどです。

いい加減に作業をする方たちもいるのでこれが悪いこととは思いませんが。

よりよい仕事をするには緊張が張りつめているとミスや事故が起こりやすいように私は感じます。意識にゆとりがなければ視野が狭くなっていまいがちだからです。

私も業者さんの資材搬入時や配送トラックの積み込みは気がつけば手伝いますし。

なるべく安心安全なように声掛けもするようにしています。

脱線失礼しました。

 

おこがましいですが

2日間私が参加することで今後のヒントになる気づきをプレゼントすること、

莫大な時間と労力を費やしてつくったお家の家具で後悔する人が少なくなればいいと思って参加いたしました。

2日間ご一緒させていただき構造計算と設計もされますし左官や門柱なんかもつくってしまう鈴木さんの素晴らしさに気づく事もできました。

だから愛着の湧く安心安全な快適なお家ができるんだと思います。

私が関わるインテリア家具分野でこれからも喜んでいただけるようなデザイン・提案やアイデアを出して驚かせたいと思った次第です。

 

鈴木さんの奥さま、搬入色々手伝っていだけたり2日間優しくお声がけをくれたりと鈴木さんを影で支えているのがしみじみと伝わり憧れの御夫婦です。

 

キッチンでの立ち作業にあったらいいなと思ってお持ちした

うちはスツールhttp://marumiyakagu.shop-pro.jp/?pid=164524692

をこちらの素敵な造作洗面化粧台にピッタリで素敵といっていただけました。

 

グリーンのタイルと座面のモスグリーンがなんともベストマッチです。

やはりお施主さんの感性すごい。

 

他にも魅力があり過ぎて永遠と話が続いてしまいますので一旦区切ることにします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

タモ材ホワイト色

| 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちはカラーリングへのこだわりがある太田です。

最近ホワイト色の要望をいただくことがあります。

何度も塗装職人さんに調色をお願いしてできた当社のタモ材のホワイト色を紹介いたします。

ホワイト色と言ってもポリ化粧ベニアのようにベタ塗りカラーもありますが

私が最近好んでいるホワイト色は ↓こちらです。

木目の色が透けて奥行きのある色合いです。

木目の色を直に拾ってしまうため調色がとても大変です。

木材は色の違いがあるため特にホワイト色のように薄い色ほどです。

現状タモ材でのホワイト色がほんのりグレーかかって綺麗にでてくれます。

 

先日お問い合わせいただいたお客様で内装色に合わせてとのご要望がありました。

AICA さんの JC-676

こちらのサンプルと当社のホワイト色が似ていた事に驚きました。

受注の際にサンプルをご覧いただくことも可能ですがホワイト色を取り入れてみたい方・ご検討の方は良ければご参考ください。

10月17~19日新宿駅でお披露目します

| 商品 投稿者: .

こんにちは、久しぶりの投稿になります。

長年模索していたインテリアスタイルの形を新宿駅西口イベント広場で10月17~19日までお披露目いたします。

静岡の特産品(食品・工芸品・家具・履物など)のお店と一緒に参加させていただく形となります。建築家具インテリアに特化した展示会ではありませんが静岡の特産品と一緒に楽しんでいただけると思います。

今回は第一弾のプロダクト品のダイニングをお持ちいたします。

グレーカラーの色調と質感を表現するために土、鉄、木、籐、石などアースカラーの素材や新素材で商品を今後発表してきます。

今回新しいスタイルの表現と一緒に、子供の姿勢を正す椅子、大人の正しい座りで腰痛を防ぐ椅子

こちらを実機で体験しながら学んでいただけるようにいたします。

スタイルと健康 2つのテーマで皆様をお待ちしております。

関東にお住まいのお客様との出会いを楽しみにしています。

プロジェクトを盛り上げる+αの提案と具体事例「楕円形DT」

| 出来事, 商品 投稿者: .

こんにちは、最近小さな失敗(例えば商談を目的に出張、出先で名刺を忘れた事に気づく)があった時「まあいいか」と思う気楽で前向きな三代目の太田です。

 

普段お見積り依頼など毎日ありそうな仕事に+α付け加えたりすることはありますか?

いい仕事をする営業マンさんは要望されるお仕事をハイハイできますよと返事をするだけではなく、+αの提案や要望に対する本質的解決方法を付け加えたりされいたりしていました。

私も余計なおせっかいかもしれませんが本質的解決や情緒的な価値につながる提案を心がけています。

 

今回は採用までにはいたりませんでしたが+αの提案した具体例を紹介してみようと思います。

 

当社の商品を販売していただいている代理店さん販売スタッフの方からこれできますか?のお見積り依頼をいただきました。

案件としては楕円ダイニングテーブルのサイズオーダーできますか?できたらお見積りお願いします という内容です。

楕円型のダイニングテーブルの細かなサイズオーダーを要望されることが少なかったこともあり、失礼ですが質問させていただきました。

Q:どういうお客様への提案ですか?

A:お米に携わる方への提案だそうです。

余談ですが、お米というと以前お米マイスターの長坂さんとお話する機会があったこともあり興味が一層湧いてきます。

 

楕円形は個人的に分類すると3つ程形状がある気がします。

①つは小判型(江戸時代に悪い人がニャニヤしながら数えていた黄金のやつです)もしくは米俵型当社ではフリットDTで採用しています。

DINING TABLE -frit(フリット)

 

②つ目は当社楕円DTで採用している楕円形状↓

DINING TABLE -楕円DT-

 

③つ目はその他の分類で今回具体で紹介する左右非対称なお米型(①+②=③)

3つの分類を形で説明するとこんなイメージです。

この件は②の形でサイズオーダーを希望された形になります。

②と③は似ているようで実は違います。

 

お米について少し説明すると

お米は収穫して外側の殻部分「もみがら」を除いた状態が玄米です。
普段食して見かけることが多い白米は玄米から胚芽とぬか成分を取り除いて精米した物になります。

白米の形に面白さを感じた私は白米の形でベースつくり提案されるのはいかがですか?

とオススメさせていただきました。

安易な提案といえば安易ですが笑 どんな提案であっても使ってもらえるオーナーさんが

気分が上がったり、ワクワクすることが大切です!

提案を考えて伝える作業は私も勉強させてもらうことがあります。

楕円形は円弧の連続で細かなサイズ調整にどうしても手間がかかるため大変ですが

必要な際にはまたチャレンジしてみたいと思います。

オフィスのお仕事

| 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

先日のサッカーワールドカップ日本VSスペイン、最後まで集中力を切らさずにプレイされていた選手に感動しましたね。私太田は先日お客様からワールドカップでも活躍中のヌルヌルドリブルプレイヤーこと鎌田選手に似ているそうです。代表戦日本VSパラグアイ戦終盤でみせたペナルティーエリア内、ドリブルで二人をかわすと三人目の股を抜く絶妙シュートは記憶に新しいです。

そんな鎌田選手 に似ているのは大変光栄です、鎌田選手に似ている家具屋の社長ということで覚えていただければ幸いです。

勝手ながら私も応援しています。

彼のワールドカップ決勝トーナメントでの活躍に期待しましょう。

 

余談が長くなりましたが今日はオフィスカフェ空間へ納品です。一部を紹介します。

住宅空間よりも広い場合が多く、オフィス機器、PCやデスクオフィスチェアーなど無機質な工業製品素材が多くなりがちな空間に最近は癒しやカフェのような雑談スペースまで要望があります。

グリーン(植物)は空間を構成するパーツには欠かせないアイテムです、パブリックスペースの為生花の取り入れは難しく造花を採用することが多いです。

今回採用頂いた商品は幅2000 高さ3000 mm の観葉植物です。

とても大きいためベースは鉄板になっています。海外製の為か鉄板にサビが回っていたため(残り在庫もこの分のみでしたので)やむなくベースの鉄板をケレンしてサビを落とし塗装をしました。

私が突貫でやりましたので塗装面の凹凸はご愛嬌です。今回大切なのは錆止めです。

角はプランター内に干渉すると嫌なのでカットしています。5mmとはいえ鉄板ですので簡単には切れません。プレス機で落としてもらいました。

観葉植物も大きいのでプランターもΦ980mmと大きいです。

 

しっかりしたクオリティーの造花であれば見た目は生花と近いです。

管理も埃のお掃除のみで楽です。グリーンが入るとやはり映えますね。

家具だけではなくグリーンとの関わりも大切です。

 

テーブルと椅子など他木製家具は配置変更によりつくりこみ進行中です。

進んで来ましたら続報いたします。

動線の重要性

| 人柄 価値観, 商品 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

今回は動線についてのお話です。

「動線」というのは人や物が移動する際に辿る軌跡や経路という意味合いです。

「導線」という漢字も似たような言葉もあります、こちらはお客さんを目的の場所まで導く(リアルでもネット上でも)使われていて、看板的な要素のものだと思ってください。

 

玄関~手洗い場やキッチン~ダイニングをつなぐ家事動線・生活動線 は毎日お家の中で過ごす上で快適でなければ過ごしにくくなるのはイメージしていただけると思います。

住宅設計においても動線を制したものが空間を制するといってもいいくらい重要な要素だと私は思っています。

 

特にリビング・ダイニングは居住時間も多く家具の占める役割も多い箇所ですから動線を考慮しないわけにはいきません。

新築設計段階からご相談いただき先日家具の納品が終わった事例がとてもよかったので1つの成功事例としてご紹介します。

 

まずはダイニングの家具だけ設置した時の動線です。

それではお引越し後のレイアウトを一つずつみてみましょう。

↑ キッチン側からの動線です。

↑ デスク窓側からの動線です。

↑ 柴ちゃんのゲージ側からの動線です。

↑ キッチン壁側からの動線です。

 

これだけ動線を確保しても圧迫感がなく家具がジャストフィットしたので私も感動しました。

設計段階から当社をつなげていただいた縁に感謝です。

お客様にも当社に相談してほんと良かったと言っていただけて 涙。。

 

これも色々シュミレーションしながら動線を考えてつくりあげたからではかと思います。

うちはの兄弟モデルのminiうちはを受注開始しました。

| 商品 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

以前の記事で投稿させていただいた「1つの問い合わせから始まる縁の商品

がいよいよ商品化として受注開始いたしました。

こちらの商品ただ小さいサイズ展開を増やしたというわけではなく、

色々デザインや機能面でブラッシュアップしています。

例えばテーブル天板サイズが小さくなることで椅子の納まりも渋滞をおこすようになります。

また肘掛けの椅子は干渉も受けたりします。それぞれ天板裏を比べてみましょう。

↑うちはダイニングテーブル Φ1500などの大きなサイズの天板でもしなりもブレも来ない構造です。

↑ ミニうちはダイニングテーブル ジョイント部の金具も出てこないスッキリな納まり。ガッチリ剛性もある構造です。

 

ミニサイズはΦ1200・1100・1000 の展開です。

↑ ショールーム展示サイズはΦ1100ミニうちは 天板ウォールナット です。

↑ Φ1000はお二人で使うダイニングとしても場所を選ばず便利に使えると思います。

コンパクトなダイニングで丸テーブルを使いたい方はぜひ一度ご相談ください。

近々商品一覧にもアップ予定です。

搬入における商品の荷姿

| 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

今回は商品を運び入れる際の荷姿が重要なお話をします。

 

ちょうど先日2Fリビングのお客様へ納品がありましたので実際の写真で説明します。

この事例ですと下駄箱本体ハンドルと階段左側腰壁が影響してきます。

この箇所の幅を通れないと内側階段からできなくなってしまいます。

 

今回は搬入泣かせの商品くつグランドソファー3P片です。

搬入の事も考えて片アーム注文 +予め脚外し・アームもノックダウン(後組立式)で製作することでギリギリ通ることができました。

完成形だけを見ると全くわからないものです。

 

納品に関して家具メーカーは割りと深く考えないこともあったりします。特に海外ブランドの物は要注意です。

内側からダメなら外側からクレーンで納品すれば的な考えや全部組み立て式にしてしまえばなど安直な考えは後々付帯でコストは結構かかりますしリスクも多々あります。何事もバランスが大切です。

極端な事例ですと天井を一度壊してでも搬入するなどがあったりします。

 

現在は新しく商品をつくる上で美しさだけではなく納品についても重要な要素と思って設計デザインをしています。納品についてお客様任せにせずきちんと確認しながら受注を進めてますのでトラブルもおきなくなりました。

納品についてアドバイスや確認がない販売員担当さんに当たったら遠慮なく聞いてみると良いかと思います。

ネットでものが買えたり自分で選んで買う倉庫販売形式も便利ですが誰から購入するかも大切な要素ですね。

技術伝承について

| 商品, 仕事現場 投稿者: .

こんにちは、Life is 家具マルミヤ 三代目代表の太田です。

今週は木庵TVボードの生産週です。

↓組立て中です。こちらの商品は大量生産は難しいですが、毎月数量限定で長く生産している商品です。今回はこちらの商品について深掘りしてみましょう。

 

私が入社する以前から試作を担当するだけではなく製品生産の組み立て加工を担当してくれて当社を支えてくれた大切な職人さん(望月さん)との出会い。

生産からデザイン設計に仕事の重きをおくようになってからほぼ私の設計した試作品などをたくさん形にしてくれました。彼にとって私は年齢的に孫みたいなものでしたしアドバイスもたくさんいただいたり感謝しかありません。

そんな望月さんの引退記念に何か残せればいいなという思いで素敵な作品を目指して図面を描いたのを思い出します。

以前から扉の枠などで2次元の留め加工は多くやっていましたが3次元留め加工に挑戦したい思いがありました。小さいものの1箇所だけなら容易にできるとイメージはできてましたがサイズも6尺(1800mm)以上と大きく4箇所加工の逃げがなく見えるデザインをやりたかったイメージです。

苦労しながら何とか形になって強度も良好でした。これは凄い!

せっかく完成したことも有り家具の展示会や取引業者さんなどにお披露目したところ製品化して欲しい要望を多数頂くこととなります。

要望を持ち帰って相談したところ製品化するのを快く受けていただき製品化の開発がスタートする運びになります。

生産態勢を整えるのに製品化まで何ヶ月もかかりましたが数量限定・受注生産という形で無事に始まります。

 

木庵TVボードに関しては使うウォールナット無垢材も素直で素性を要求される箇所と前板の幅広1枚板使う箇所があり資材入手もかなり困難です。アメリカの多くの製材メーカーをみて来ましたがウォールナット無垢材木庵専用の材という形で仕入れができるメーカーもほぼ1社のみに頼っているのが現状。大切に使っています。

望月さんは引退直前でしたが、最後の大仕事として木庵シリーズの製品化そして技術伝承を次期職人さんに伝承してくれました。

これまでお客さんの理解もあり様々なサイズや仕様でご注文いただいたことで細く長くずっと生産し続けられています。

いろんな方々の縁と支えがあったからこそ活きた技術として伝承できたことが私としては嬉しく感慨深いです。

木工においてもいくら技術が高くても要望されなければ忘れ去られてなくなってしまいます。

活きた技術伝承と新しい技術を積極的に取り入れながら解決する案件が今日も続きます。