生産地に自ら足を運び、食材を選ぶシェフのように木材を厳選します。

生産地に自ら足を運び、食材を選ぶシェフのように木材を厳選します。

Proposal~提案~

日々、お客様との関わりを通して、「何をつくるべきなのか?」と想いを巡らせています。

家具づくりを通して「つくるモノ」と「材料」の関係の大切さを知り、「つくるモノ」のイメージがあるからこそ「材料が選べる」事に気づきました。

生産地に自ら足を運び、食材を選ぶシェフのように木材を厳選します。

お客様との関わりの中から生まれた素材選びの基準

家具に使用する木材の中で、ウォールナットの美しさは、
材料のランクには反映されない「色味の濃さ」や「はっきりとした木目」が出ている材料を美しいと感じ、選んでいます。
特に家具の「顔」ともなる前面には、厳選した美しい材料を使用しています。

例えば、「木庵テレビボード」
この商品は前面(引出しの前板)は木目が通っている事を条件に材料を選んでいます。
ここに手間を掛ける事が家具の価値を左右する重要なところです。

だからこそ、手間を惜しまず材料は納得のいくまで探しています。
場合によって、納得のいく材料がなければ、製作を止める事も考えています。

以前は、質の良い材料も豊富にあり、「色味の濃いモノ」「はっきりと木目の出たモノ」も多くあったのですが、自然が相手に加え、無垢材の人気に伴い入手も困難になりつつあります。

想いや手間を掛けて選んだ材料だからこそ、いい家具を創りたい。

手間がとてもかかる為、見た目や質感、木目の美しさや色味までこだわって製作しているメーカーは、残念ながら多くはないのです。